田植えで得た教訓

おはようございます。
水戸市で開業する中小企業診断士社会保険労務士はたけやま事務所 畠山佳樹です。

今日は5月5日、子どもの日ですね。
子どもの日といえば、柏餅と、菖蒲湯でしょうか。

我が家の庭には菖蒲が生えている(昔植えた?)ので、それを入れています。
お湯に入れると、なんだかチクチクするので得意ではありませんでしたが、季節の風物詩なので毎年欠かさずやっていきたいものですね。


さて、今日は5月3日に行った田植えと、そこでの気づきについて書きたいと思います。

当日は、前夜からの雨が降り続いており、午前中いっぱいまで雨が降っていました。
連休中も色々と予定がありますし、義兄や義弟が手伝いに来てくれるので、雨でも決行しようと思っていたところ、なんと、雨が上がってくれて、晴れ間が差す幸運に恵まれました!

ただ、田植えの際は、田んぼの水を一度全部抜くのですが、雨がかなり降っていいたため、抜き切れませんでした。なぜ、水を抜くかというと、田植えの時に、次の列を植えるための目印の線(ガイドラインのようなもの)を土につけていくのですが、水が多いとそれが見えなくて、植えるときに曲がってしまうのです。

試しに一列植えてみたところ、問題なく植えられます。ガイドラインは全く見えなかったのですが、最初の一列はきれいにまっすぐ植えられました。「前だけを見つめれば何とかなる!隣に植えた列との間隔も維持すれば大丈夫!」と考え、作戦決行しました。

ただ、前だけを見つめて、まっすぐ植えているつもりですが・・・・
これが結構曲がります。

とくに、先に植えた隣の列、つまり横との間隔を見ていると、かなり曲がってしまいます。

遠くの目印に向かって、その目標だけを見て植えていくと、曲がりはかなり減ります。

「そしたら、前だけ見て、しっかりハンドルを握っていればまっすぐ植えられるんじゃないの?」と思われるかもしれません。

ただ、丁寧に代掻きもしたつもりですが、水田の地面に凹凸があり、田植機がかなり揺れます。
そうすると、ハンドルをしっかり握っていても、左右にハンドルを取られてしまうのです。
曲がっては、修正を繰り返して、まっすぐに植えているつもりでしたが、ご覧の通り・・・汗

(曲がっているけれど、上機嫌の筆者)

性格はまっすぐなので♡、前だけを見てまっすぐ植えれば大丈夫だと思ったのですが、いやはや、難しかったです。

例年、ガイドラインを見ながらやっていたので、今年はかなり曲がってしまいました。収穫量には大きな影響はないかもしれませんが、やや残念な結果に終わりました。

 

ここで、田植えで得た教訓です。

・しっかりハンドルを握っていても、水田の地面の凹凸(外部環境等)により、田植え機(会社・経営)が左右に揺さぶられてしまい、目標に向かってまっすぐ進むことができない。

・まっすぐ前(目標)だけを見ているつもりでも、ガイドライン(助言や、経営指標等)がないと、目標に対してまっすぐ進めているのかどうかがすぐにわからずに、軌道修正することが難しくなる。

要は、
目標を見据えつつ、ガイドラインをもとに、現状の修正を図っていけば大丈夫!
というところかと思います。

また、今回の失敗の原因を辿れば、次のことができていないことが原因でした。

・まっすぐに植えられなかった
⇓(なぜ)
・ガイドラインが見えなくて、曲がっていることに気づけなかった
⇓(なぜ)
・水が多かった
⇓(なぜ)
・いつも通りの時間から水を抜いたが、突然の雨で抜ききれなかった
⇓(なぜ)
・天気予報を見ていない
⇓(なぜ)
(忙しいと言い訳して)5月3日に田植えをする意識が弱く、事前準備に意識が向いていなかった

一言でいえば、準備不足につきます。
何事も「段取り八分(※)」の格言のとおりですね・・・汗

(※)段取り八分・・・仕事の段取りをきっちりしておけば、その仕事の8割は完了したも同然である、という意味

準備の大切さは、「言うは易く行うは難し」の代表例だと感じますが、今回はかなり痛感いたしました(汗)

みなさんは私の事例を「他山の石(※)」としてくださいね!
(※)他山の石・・・よそのできごとや自分に対する批評が、自分の知徳をみがく助けとなるということ。

ご参考になれば幸いです。