ママさんを採用するならパートタイムで求人しよう

こんばんは
水戸市で開業する中小企業診断士社会保険労務士はたけやま事務所 畠山佳樹です。

今日は、とあるところから「良い人を紹介してくれないか?」というご依頼を受けたので、それにピッタリ当てはまる方にご連絡を取りました。

その方の専門性を発揮できるし、待遇も良かったのですが、フルタイム(週40時間勤務)がネックとのことで合意に至りませんでした・・・

小学校のお子さんを持つ、現在は専業主婦の方です。
やはり、子どものことや家事のことを考えると、フルタイムはどうしても敬遠されてしまうようです。せっかく、優秀な方も、すべての条件がそろわないと、その力を社会に還元できないというのはもったいないことだなあ、と改めて思った次第です。

業種や形態によっては難しいかもしれませんが、子どもを持つ優秀なママさんを雇い入れたいのであれば、勤務時間などを柔軟にすることが必要でしょう。これは、「働き方改革」や「人手不足対策」の流れにも合致します。

会社としてもメリットはあります。

正社員で一日8時間×5日=週40時間働くとすると、社会保険料の事業主負担は、給料の約15%ですので、16万円の給料(時給1,000円×週40時間×4週)を支払う場合には、2.4万円が事業主の負担になります。

例えば、パート・アルバイトで週20時間勤務の方を2人雇うことにすれば、雇用保険(週20時間以上が加入目安)には加入しますが、社会保険(週30時間が加入目安)に加入しないため、事業主負担を抑えられます。

パートで社会保険料の事業主負担が発生しないのであれば、その分を時給に還元して、より良い人材を募集する方法もあります。時給に還元した場合、1人の時給を1,000円⇒1,100円弱程度にすることができます。税金の扶養である収入103万円(1~12月)を超えないように注意すれば、会社も働く人も、どちらにとっても良いのではないでしょうか。最低賃金が796円の茨城県において、この時給は相当魅力的だと思います。

子どもはどんどん大きくなりますから、ゆくゆくは、キャリアアップ助成金(有期⇒正社員化コース)を活用して、正社員登用をしてはいかがでしょうか?採用から3年以内に正社員に転換できたらという条件付きですが、一人当たり57万円支給されます。二人で114万円にもなりますから、とても大きいですよね!

皆様の会社が人材難で困っているのであれば、子どもを持つ女性が働きやすい勤務時間等に柔軟に変更してみてはいかがでしょうか?

ご参考になれば幸いです。