月曜日の朝は…

おはようございます

水戸市で開業する中小企業診断士社会保険労務士はたけやま事務所 畠山佳樹です。

先日、私の同い年の従兄弟とお酒を飲みながら情報交換しました。

仕事の話やプライベートの話まで、楽しいひと時でした。

「えっつ、そうなの!?」みたいな話もあって、驚きと笑いの2時間でした。

たまには良いものですね!


さて、今日は明るい話題ではありませんが、職場のメンタルヘルスを考える上では欠かせない話、自殺に関するお話です。

早稲田大学政治経済学術院および大阪大学大学院国際公共政策研究科の研究グループは、日本国内の41年間(1974年~2014年)の自殺者約90万人の死亡時刻データを調べ、性別や年齢グループによって自殺で亡くなる曜日や時間帯が異なること、さらに、経済状況が悪化するにつれ、早朝から通勤時間にかけての中高年男性の自殺が増加することを明らかにしました。

この調査の結果、中高年男性(40歳~65歳)の自殺が月曜日の朝に集中している一方、66歳以上の高齢男性の場合には昼の12時頃に自殺で亡くなるケースが多く、女性の場合も全年齢層で昼の比較的早い時間帯に自殺で亡くなるケースが多いことなど、性別・年齢グループ別に自殺リスクが高まる曜日・時間帯が明らかとなりました。

研究では、いのちの電話などの自殺予防を目的とした電話相談サービスは夜の時間帯よりもむしろ早朝から通勤時間帯にかけて相談体制を充実させる必要があることや、通勤時間帯に駅構内で見守りや声かけ活動を実施することも有効な手段と考えられるとしています。

自殺は、周りが止めることができる死でもあります。

メンタルヘルス対策の充実と職員の意識向上によって、防いでいきましょう。

それでは。

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