社内の世代間意識の差を考える

おはようございます
水戸市で開業する中小企業診断士社会保険労務士はたけやま事務所 畠山佳樹です。

「最近の若いやつの考えてることはよくわからないんだよね~」
よく聞かれる話ですよね。
それは、断崖絶壁のような埋められない差ではなく、
もしかしたら、コミュニケーションの活性化で埋められる差なのかもしれません。

ということで、今日は「平成」と「昭和」の意識の格差を見ていきます。
(ソニー生命『平成生まれ・昭和生まれの生活意識調査』)

「仕事に対する考え方」の傾向

(質問1)
理想的な仕事は「給料が高い仕事」と「やりがいがある仕事」のどちらか

・平成生まれ →「給料が高い仕事」の方が56.7%と最多
・昭和生まれ →「やりがいがある仕事」の方が61.8%と最多

(質問2)
残業が多い人は「頑張っている人だと思う」か「仕事ができない人だと思う」か

「頑張っている人だと思う」が平成生まれで60.1%、昭和生まれで52.5%

「飲み会」への考え方

(質問3)勤務先でのイベントは「積極的に参加したい」か「プライベートを大切にしたい」か

平成生まれの61.5%、昭和生まれの71.3%が「プライベートを大切にしたい」と回答しており、昭和生まれのほうがより多い結果となりました。
→同調査はこの結果を、若手はいわゆる“飲みニュケーション”に消極的などといわれることがありますが、必ずしもそうではないようだ、と総括しています。

シチズン時計が昨年行った「社会人1年目の仕事と時間意識」でも、「実際にあった飲み会の頻度」が「理想の飲み会の頻度」より少ないという結果となり、同社も「職場のコミュニケーション機会として『もう少し誘って欲しい』と考えている新入社員もいる」と、さきほどの調査と同様の結論となっています。

いかがでしたでしょうか?
私も、すっかり誤解していました。

若手がもう少し誘ってほしいだなんて・・・
みんな、今までゴメンね・・・(笑)

私ができなかった分まで、
御社では、社内コミュニケーションを活発にするきっかけとしてもらえればと思います。

ではまた!