就労証明書がマイナポータルで

おはようございます。
水戸市で開業する中小企業診断士社会保険労務士はたけやま事務所 畠山佳樹です。

朝晩寒くなってきましたね。
布団から抜け出すのが辛くなってまいりました。

風邪を引いている人も周りに多くなっています。
皆様はいかがですか?

体調管理にはお気をつけくださいね。


さて、今日は、保育所に出す「就労証明書」のお話です。

「就労証明書」は、「就労(働いていること)の事実」を証明する書類で、市区町村に対し、認可保育所等の入所を申し込む際に添付が必要となります。企業で働いている方の就労証明書は、企業(の人事担当者)が、作成します。自営業者の場合は、代表者が作成します。

これまでは、保育所入所を希望する個人が市区町村ごとに様式の違う証明書を役所や自治体のホームページから取り寄せる必要がありました。

入手した書類を勤務先の企業に送り、受け取った企業の人事担当者が手書きで記入して個人に送り返します。個人は証明書を自治体の窓口に持参するか、郵送していました。

かなりの手間がかかっていましたよね。

そこで、10月1日からマイナポータル(ぴったりサービス)に「就労証明書作成コーナー」が開設されました。
内閣府によると、「就労証明書作成コーナー」のメリットとして、
① 就労証明書の様式が「かんたん入手」できる
② 就労証明書を手書きでなくキーボード入力で「らくらく作成」できる
③ 役所に赴くことなく「すすっと電子申請」できる
ことが挙げられています。

具体的には、まず個人が証明書を自治体から取り寄せる必要がなくなります。

勤務先の企業に依頼すれば、企業の人事担当者はマイナポータルの就労証明書作成コーナーで、市区町村の様式を検索して、証明書のひな形を直接入手できるようになります。

 

人事担当者が必要事項を記入するのもパソコンでできるため、従来の手書きに比べて効率が上がります。

個人から市区町村へ就労証明書を提出するのも、パソコンやスマートフォンでできるようになります。

確かに、これは良いサービスですよね。

時間と人が限られる中、手続きは極力省力化しないといけません。

申請者と会社の総務担当者の皆様の苦労が減ることになり、役所の業務効率もあがれば、こんなに良いことはありません。

内閣府マイナポータルサイト こちら

それでは。

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