求人票の書き方で、こう変わる1
おはようございます
水戸市で開業する中小企業診断士社会保険労務士はたけやま事務所 畠山佳樹です。
今日は、求人票の書き方を変えて希望通り1名採用できたエステサロン様のお話です
社長様は、以前ハローワークに求人票を出していましたが、「全然いい人がきてくれなかった」とのことで、最近は有料求人広告一本に絞って求人をされていました。
ただ、それでも、同業種に比べて、時給が平均並か、平均を少し下回る程度なので、採用に至りませんでした。
そこで、ご相談を頂いたのですが、求人票を見せていただくと、綺麗にまとまってはいますが、非常にシンプルな印象でした。
「社長、御社の強みである○○を入れませんか?」
「同業他社様はこんな書き方をされていますが、御社も当てはまりますよね?」
「あれもこれも兼ね備えたスーパーマンはいませんよ。人物像のうち、一番求めている部分ってどこですか?」
など、そんな大げさなことではないのですが、コンサルさせてもらうと会社の良いところってたくさん出てくるんですよね。
そうして出来上がった求人票を見て、まず、「うちの会社って、こんな風に表現できるんですね!」と社長が大喜び!
ハローワークに出してみると、2週間もしないうちに意中の方が来てくれて無事採用!
さらに、この会社様のよいところは、新人を取るのも大事ですが、「既存の社員を大切にするのも大切ですよ」という私のアドバイスを実践頂き、社内規定等もしっかり整備して働きやすい環境も整備されました。
よく陥りがちなのが、既存の社員に目を向けず、新規採用にばかり注力してしまって、社内体制が不十分なため、採用できてもすぐ退職という負の連鎖にハマってしまうケースです。
新人獲得よりも低コストで、経験もノウハウもある既存社員を社内から流出させない取り組みもまた、非常に重要です。
ましてや、これから働き方改革の実践は、企業にとっての最低ライン。
ここをしっかり体現していかないと、人材獲得できないのはもちろん、人材流出も現実味を帯びてしまいます。
ぜひ、そこにも力を入れていきましょう。
それでは!