求人票の書き方で、こう変わる2
おはようございます
水戸市で開業する中小企業診断士社会保険労務士はたけやま事務所 畠山佳樹です。
今日は、とあるベーカリーさんが、求人票の書き方を改善して、求人票が公開された途端、立て続けにパートさん3人の採用に成功したお話です。
このベーカリーさんは、創業が古く歴史あるお店です。
そして、代替わりした若き経営者様が様々なチャレンジをされています。
ただ、経営者様が新しいチャレンジをしようとされていましたが、全く人が集まらない状況が続いていました。
たしかに、時給はほぼ最低賃金と同じでしたが、そこはいかんともしがたいということもありました。
そこで、会社の魅力・長所を見つけてそこをアピールしつつ、具体的に働いてみた場合にどんな仕事をするのか、どんなメリットがあるのかを具体的に書くようにアドバイスしました。
まず、人物像ですが、それまでは漠然としていましたが、色々話をする中で、現在の職場で活躍している人を参考に「子育てが一段落した40代の主婦で、パン作りやカフェに興味のある人」を人物像として設定しました。
働いてもらう時間帯は、ある程度融通がきくとのことでしたので、子育て世代にも働きやすいように、「◯時から▲時までの間で、□時間働ける方(ご相談に応じます)」としました。
また、パンに興味のある女性は一定数いるだろうと見込めますので、「可能な範囲でパンの作り方もお教えします」などのベネフィット(利益)も記載しました。
さらに、具体的な作業内容や流れ等も記載し、不安な気持ちを抱かせないような記載としました。
それによって、上記の通り3人の採用に無事採用に成功しました。
経営者様からは、感謝の言葉をいただきました。
求人側が正しい情報を提供し、求職側にしっかりアピールすることで、マッチングに成功した事例です。
やはり、自社の良さは、自分たちでは中々気づかないものです。
求人でお困りの方は、求人票の書き方を見直してみると結果は必ず違ってきます。
ぜひ、一度ご相談下さい。
それでは!