建設業向けセミナー登壇
おはようございます
水戸市で開業する中小企業診断士社会保険労務士はたけやま事務所 畠山佳樹です。
1月20日(木)午後、常陸太田市生涯学習センターにて、茨城県中小企業団体中央会様主催のセミナーに登壇させて頂きました!
企画から案内発送、設営まで短期間で実施され、また、登壇の機会を下さった中央会様には心より御礼を申し上げます。
急なご案内にも関わらず、県北地区の建設業者8社にお集まりいただきました。うち一社は顧問先様ということで、応援に来てくださったようです笑
私もセミナーにあたり、建設業の置かれた状況を改めて調べさせていただきました。慢性的な人手不足、高齢化が進み若い人が入ってこない、働き方改革の対応に業界全体が悩んでいる、しかし日本のインフラを支える大切な業界です。
セミナーでは、諸々の問題に流されるのではなく、前向きに捉えて進んでいくことで得られるメリットなどを説明して、前向きな気持ちになっていただけるような内容にしたつもりです。
私の誠実な人柄が伝わった?おかげで、2社様から顧問契約のお申し出をいただき、1社からは社内講師のお話しをいただきました。
ものの価値がわかる、素晴らしい経営者様達だと感服いたしました笑(≧∇≦)
さて、ご存知の方も多いと思いますが、中央会様は法に基づき設置された公益性をもつ機関であり、中小企業を組合等の形で横の繋がりを持たせて強靭化する取り組みを行うなど、中小企業にとって、つまり、日本にとって必要不可欠な存在です。
後半は中央会の若きエースから、中小企業の連携組織化についての説明がありました。短い時間でも要点を押さえた流石のご説明でした。
その後は、私が前職時にも広報関係でお世話になった、”中央会のマドンナ”課長がファシリテーターとなって、各企業の現状(労務の悩み、人手不足の現状、労働時間の問題、働き方改革の推進状況等)を聞き取りながら、座席をロの字にして情報交換を進められました。
これが非常に良かった!!
普段、経営者同士でもこういうコミュニケーションは取れませんから、皆さん率直に悩みを打ち明けられ、私もそこにアドバイスをさせて頂きました。
・朝早く建設現場を向かう際の労働時間の取り扱い
・従業員の年齢がシニアと若者に二分した場合のコミュニケーションの取り方
・他業界と比較しても魅力があると思ってもらえるような賃金設定の仕方
・1人の若者を採用できたことで、建設×ICTを打ち出し、また新たな若者採用に繋がった事例報告 などなど
聞いている企業さんも
「そうそう、うちもそうなんだ」
「わかる、わかるよ〜」
という気持ちが伝わってくるくらい(笑)
皆さんうなづきながら、全員が発言をされ、全体で情報交換ができました。
セミナーというと、一方的に講師が話して、その後の質問もなかなか出ず(今回は3社ほど質問がありましたが)というケースが多いですね。
内心、「みんなせっかく参加してるんだから、もっと話したいんじゃないかな?」と常々思っておりましたが、この意見交換を見て、やはりそうかとおもいました。しっかり時間をとってアウトプットすることも大切ですね。
成功要因としては、マドンナ課長の全体の状況を見ながらのファシリテートが素晴らしかったことと、今回は裏方に回った”中央会の阿部寛”ことIさんの段取り、司会が完璧だったことがあげられるかと思います。
今後もこのような機会が有れば、中小企業様の横の連携強化と、人手不足や労務の悩みの解決に繋がっていくと思いますので、私も次回があればまた協力させていただきたいと思いました。
改めて、ご参加の皆様、中央会様、貴重な機会をいただき有難うございました。またお会いしましょう。
それでは!