創業の考え方は

あなたが創業するとしたときに、
「創業時はお金がかかるから、時間がかかっても、自分で何でもやるべき」と
「経営者は売り上げを立てるのが最優先だから、創業準備は時間と労力の節約のためにも、専門家を活用すべき」という二つの考え方があると思います。

創業する際には、法人を設立(定款作成、登記)し、(業種によっては)行政に対して許認可(建設業許可、飲食業許可など)を取得し、創業融資などの借入をし、事業計画を立て、戦略を練り、人を採用し、販路を確保して売り上げを立てていく必要があります。特に、人を採用する際には、最初から各種規程や書面をしっかり整えておかないと、労務トラブルで時間的・経済的な痛手を被るケースが増えていますので、注意が必要です。

自分でやるか、専門家に頼むか

考えてみますと、どれも、他の人に頼まないと絶対できないものではありません。
日本では、裁判ですら、弁護士に依頼しないで自分で行うことができます(本人訴訟)。

しかし、会社設立や、許認可取得、各種規程の整備など、一生に一回や、数年に一度の頻度でしか行わないことを、創業時の貴重な時間を使って、自分で調べて、聞きながら何度も足を運んで行うことは、果たしてトータルで考えたとき、効果的なのでしょうか?

たとえば、
あなたが野菜を育てて売りたいとします。
でも、あなたは機械をもっていないと仮定します。

そのとき、広大な畑を、鋤や鍬で自分一人で耕しますか?
気の遠くなるような時間と労力がかかります。
もしかすると、野菜を育てるのに最適なタイミングすら逃してしまうかもしれません。

それとも、トラクターを持っている農家の方にお金を払って耕してもらいますか?
機械でしたら、あっという間に、フカフカの土壌に仕上げてくれます。
そして、野菜の上手な育て方を教えてくれたり、悩みを聞いてアドバイスしてくれることもあるでしょう。

目的は、費用の節約か、売上の早期確立か

どちらを取るかは人それぞれですが、「何のために土地を耕すのか」をしっかり考えないといけません。もちろん、野菜を育てて、出荷して、売上を立てるためですよね

費用の節約も大事ですが、売り上げが増えなければ、すぐに運転資金が枯渇して、あっという間に経営は苦しくなります。廃業してしまうケースの多くは、売上が立たないからです。

では、売上を立てるにはどうしたらよいでしょうか?

あなたの会社の良さを世界で一番知っているのは誰でしょうか?
あなたの会社の商品の良さを世界で一番アピールできるのは誰でしょうか?

あなたしかいないはずです。

つまり、創業する経営者は、売り上げを上げるために、お客様と接する時間と機会を最大限にするための努力をするべきだと思います。

だって、会社の利益は、お客様からしか、もたらされないのですから。

専門家に相談するメリットは

会社を立ち上げる時、節約はとても大切です。
でも、手続きを専門家に依頼することで、アドバイスを聴きながら自分の考えを整理する機会も得られます。

数年度、自分は、会社は、どうありたいのか、そのために逆算して、今は何をすべきか、専門家に一緒に考えてもらうことは価値のあることだと思います。

はたけやま事務所なら

当事務所では、中小企業診断士が創業のご相談を承り、行政書士が会社の設立や各種許認可の取得を行います。そして、社会保険労務士が社会保険・労働保険の新規設立や各種取得届はもちろん、従業員とのトラブルを未然に回避するための就業規則や各種規程の策定を行います。そして、受給するための手続きは複雑ですが、返還不要のお金である厚生労働省系助成金(キャリアアップ助成金等)の申請代行も承ります。

当事務所ならではのワンストップ対応で、経営のスピード化と、総体的な費用の節約も図ることが可能です。

ご相談は無料ですので、お気軽にご相談ください。

ご参考になれば幸いです。