熱中症に気をつける
こんにちは
水戸市で開業する中小企業診断士社会保険労務士はたけやま事務所畠山佳樹です。
いや~、それにしても、暑いですね!
皆さんは、春夏秋冬でしたら、どの季節が一番好きですか?
私は、夏なんですよね。
楽しいイベントがたくさんあったり、みんなどことなくはしゃいでいたりして、楽しい季節っていうイメージが染み付いています。空もきれいですしね。
あと、夏は熱くて汗をかくから、自然に痩せるというのも、私にとっては嬉しいポイントです(笑)
今年は、どこに行こう?なにしよう?なんて考えているうちにあっという間に終わってしまう夏!今年は色々なところに子どもを連れて行ってあげたいなあと思います。
さて、梅雨があけると楽しい夏ですが、仕事をされるみなさんにとっては、リスクの高い季節でもあります。
そう、熱中症です。
今年は、全国的に平年並みか平年より高くなることが予想されています。
熱中症は、昔は、日射病なんて呼ばれていたこともあり、あまり深刻に考えていない方もいらっしゃるかもしれませんが、以下の事例をご覧いただくとその認識は改まると思います。
厚生労働省の発表によれば、平成29年度の職場における熱中症による死亡者は14名と28年度より2名増加しました。休業4日以上の方を含めると全国で544名もいらっしゃいます。茨城でも昨年お一人の方が亡くなっています。
多い業界はやはり、建設業、製造業、運送業と続きます。
【事例1 廃棄物処理業 40歳代】
被災者は家庭ごみの収集を行っていたが、午前11時頃に突然倒れた。直ちに病院に救急搬送されたが、約2時間後に死亡が確認された。当日、11時頃にはすでに気温が31度を超えており、高温環境下の作業であった。
【事例2 その他の建築工事業 20歳代】
被災者は災害発生当日、酒蔵の屋根で、金属製カバーを運搬する作業を行っていた。作業終了後、屋根上で単線回収作業を行い、その後行方不明となった。他の作業員が捜索したところ、屋根上で意識不明の状態で発見された。
【事例3 警備業 30歳代】
被災者は、災害発生当時の午前9から宅地造成工事現場の警備業務に従事していた。午後3時頃、現場作業が終了し、工事関係者が現場の片付けを行っていたとき、被災者が体調不良となったため、救急車で病院へ搬送した。しかし、翌日搬送先の病院で、熱中症による多臓器不全により死亡した。
(出典)平成30年5月31日厚生労働省「平成29年度の職場における熱中症による死傷災害の発生状況について」
御覧頂いたととおり、熱中症は、どこでも、だれにでも、起こりうる災害です。
「自分は大丈夫だ」などと思わずに、こまめな水分補給と規則正しい生活、無理をしない作業を心がけていきましょう。
ご参考になれば幸いです。